WHO調査チームが「武漢ウイルス研究所」を調査[2021/02/03 20:45]

 中国・武漢で新型コロナウイルスの調査を続けているWHO(世界保健機関)の調査チームは3日、3時間半にわたり、発生源との指摘もあったウイルス研究所で調査を行いました。

 WHOの調査チームは、昼すぎに調査を終えると、「武漢ウイルス研究所」の所長やコウモリ研究で知られる石正麗研究員とみられる女性らに見送られながら研究所を後にしました。

 調査チームは、研究所で人から人へ感染する危険性の高いウイルスを扱う実験室などを視察し、実験室の研究員から聞き取り調査を行いました。

 調査チームの1人は、メディアの取材にこれまでの現地調査で、「中国側が誰も見たことがないデータを開示した」と話し、ウイルス流出などの疑惑を打ち消したい中国側の狙いもあるとみられます。

こちらも読まれています