コロナ感染…昏睡状態で出産の女性 我が子と初対面[2021/02/04 10:07]

 新型コロナウイルスに感染しながら昏睡(こんすい)状態で出産した女性が、入院治療を経て約3カ月後に初めて我が子と会うことができました。

 自分の赤ちゃんと初めて対面した瞬間のケルシー・タウンセンドさんの写真です。

 ケルシーさんは妊娠39週目だった去年11月、アメリカ・ウィスコンシン州で新型コロナウイルスに感染して入院しました。

 治療のために昏睡状態となったケルシーさんは11月4日、帝王切開で女の子のルーシーちゃんを出産します。

 しかしこの後、ケルシーさんの容体は急激に悪化し、ECMOを装着した状態で75日間、治療する必要に迫られたということです。

 一時、肺移植も検討されましたが、幸いにも病状は改善して先月27日に退院しました。

 夫のデレク・タウンセンドさん:「緊張したよ。けさ、結婚式の時より最初のデートの時より緊張していると言ったんだ」

 出産から約3カ月後、ケルシーさんは初めてその手で我が子を抱くことができました。

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