「日韓関係改善は重要」米韓首脳が電話会談

　韓国の文在寅（ムン・ジェイン）大統領はアメリカのバイデン大統領と初めて電話会談し、日韓関係改善の重要性に言及しました。

　韓国大統領府によりますと、米韓首脳は日本時間の4日朝、30分余り電話で会談しました。

　バイデン大統領は北朝鮮問題について、韓国の努力を評価したうえで「緊密に協力していく」と述べたということです。

　両首脳はそのうえで、日韓関係の改善と日米韓の協力が「地域の平和のために重要だ」という認識を確認したとしています。

　一方、バイデン氏就任から電話会談まで2週間を要したことについて、韓国の一部からは中国の習近平主席との電話会談が先行したことが影響したとの見方も出ています。