文大統領の支持率再び下落 北支援案の発覚が要因か[2021/02/04 15:01]

 韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領の支持率が、政権運営で危険水域とされる40%を再び割り込みました。

 韓国の世論調査会社「リアルメーター」によりますと、文大統領の最新の支持率は39.0%で、前回の調査から3.5ポイント下がりました。

 一方、支持しないとした人は56.6%でした。

 また、政党別の支持率も野党「国民の力」が与党「共に民主党」を上回っています。

 2018年に現政権が北朝鮮への原発建設支援案を作っていたことが発覚し、野党が追及を強めていることが支持率下落の大きな要因とみられています。

 また、新型コロナ第3波による厳しい規制措置が長引き、自営業者らを中心に不満が高まっていることも背景に挙げられます。

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