イスラエル 60歳以上の感染者約半数に[2021/02/05 02:57]

 世界で最も早いペースでワクチン接種の進むイスラエルで、60歳以上の新型コロナウイルスの感染者が過去16日間で約半分になったことが分かりました。

 イスラエルのネタニヤフ首相が4日、閣議で明らかにしたところによりますと、過去16日間で60歳以上の感染者数が約45%減少し、重症者数も26%減ったということです。

 ロイター通信によりますと、去年12月からワクチン接種を開始したイスラエルでは、これまでに人口の35%以上が1回目の接種を受けていて、60歳以上については84%が1回以上接種を受けているということです。

 イスラエルは世界で最も早いペースでワクチンの接種が進められているだけに、効果についての指標になると注目されています。

 ネタニヤフ首相は改めて、「ワクチンに効果はある、ぜひ接種してほしい」と呼び掛けています。

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