北朝鮮でミサイル発射施設の除雪作業が行われていることが分かりました。施設の稼働に向けた準備態勢を維持しているとみられています。
アメリカの研究チーム「38ノース」は、北朝鮮北西部・東倉里(トンチャンリ)の「西海(ソヘ)衛星発射場」を先月30日に写した衛星画像を公開しました。
画像からは、エンジンの燃焼試験場や道路などの雪が取り除かれているのが分かります。
一方、ミサイルの発射場にはまだ雪が残っていて、除雪の作業中とみられています。
研究チームは、「近い将来のミサイル発射やエンジン実験を示唆するものはないが、施設の準備態勢は維持されている」と分析しています。
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