中国 シノバック製ワクチン承認 国産で2種類目[2021/02/06 23:04]

 中国政府は国産で2種類目となる新型コロナウイルスワクチンの市場への供給を認めました。

 中国政府は4日、製薬会社の「シノバック」が開発した新型コロナワクチンについて緊急性の高い薬品として市場への供給を認めました。これまでワクチンはブラジルやトルコなどで臨床試験が行われていました。

 有効性についてブラジルの研究機関は、WHO(世界保健機関)の認可基準である50%を上回る50.4%だったと発表しています。

 1年間に6億回分以上の生産が可能で、中国政府が展開する「ワクチン外交」のもとチリに6000万回分、トルコには5000万回分など各国への提供が約束されています。

 中国で市場への供給が認められるのは「シノファーム」のワクチンに続き2番目です。

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