カンボジアのフン・セン首相は国内の新型コロナワクチンの接種開始に先駆けて予定されていた自身の接種を取りやめたと明らかにしました。対象の年齢を上回っていたためと説明しています。
フン・セン首相は自身のフェイスブック上で10日に予定されていたワクチンの接種を取りやめると発表しました。
カンボジアには7日、中国から無償提供を受けた中国の製薬大手「シノファーム」が開発したワクチン60万回分が到着していて、フン・セン首相はこのワクチンの最初の接種を受ける予定でした。
フン・セン首相はワクチンの接種対象が18歳から59歳で、69歳の自分は接種条件にあてはまらなかったと説明しています。
カンボジアではシノファーム製のワクチンのほか、インドからも10万回分のワクチンの調達を予定しています。
広告