中国「主権守る正当な行為」“尖閣”領海侵入で[2021/02/08 23:36]

 6日と7日に中国海警局の船が尖閣諸島の領海に侵入して日本政府が抗議したことに対し、中国外務省は「主権を守る正当な行為だ」と主張しました。

 中国外務省報道官:「釣魚島と付属する諸島(尖閣諸島)は中国固有の領土であり、中国の海警局が釣魚島の海域で航行し、法執行を行うのは中国が法にのっとって主権を守るための正当な行為だ」

 中国外務省の報道官は尖閣諸島を固有の領土と強調したうえで、航行と法執行は「法にのっとった正当な行為」と主張しました。

 この法執行は尖閣諸島周辺で漁をしていた日本漁船に中国側が接近する動きを見せたことを指すとみられます。

 日本政府は領海侵入を受けて外交ルートで抗議し、加藤官房長官は「断じて容認できない」と強調しています。

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