アメリカのバイデン大統領は、大型のスポーツ施設を利用した新型コロナウイルスのワクチン接種会場をオンラインで視察しました。
アメリカでは野球場などのスポーツ施設をワクチン接種の会場に利用する動きが広がっていて、バイデン氏は8日に西部アリゾナ州のアメリカンフットボールのスタジアムを使った接種会場を視察しました。
この会場ではドライブスルー方式で24時間態勢で接種にあたっていて、一日あたり8000人ほどが接種を受けています。
バイデン大統領:「就任100日で1億本接種できるよう取り組んでいる。現場の努力のおかげで目標を超えられるだろう」
CDC(疾病対策センター)によりますと、アメリカ国内でワクチン接種を少なくとも1回受けた人は8日の時点で約3200万人です。
視察した西部アリゾナ州は大統領選挙でバイデン氏が勝利した激戦州ですが、「新型コロナウイルスには共和党も民主党も関係ない」と強調しました。
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