金総書記 党中央委員会で米韓念頭に対外方針を指示[2021/02/10 11:21]

 北朝鮮メディアは開催中の党中央委員会総会で金正恩総書記が今後の対外方針について言及したと報じました。会議は10日も続いています。

 10日付の朝鮮労働党の機関紙は、党中央委員会総会2日目の様子を写真入りで伝えています。

 9日の会議で金総書記は経済分野のほか、軍と軍需部門の今年の課題と対外部門の活動方針を明示し、「寸分のずれもない徹底的な執行」を指示したということです。

 具体的な内容は明かされていませんが、アメリカや韓国を念頭にしたものとみられます。

 北朝鮮は先月の党大会で核・ミサイル開発の継続を宣言し、アメリカのバイデン政権へ「敵視政策」の転換を迫っています。

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