イギリスのオックスフォード大学はアストラゼネカと開発した新型コロナウイルスのワクチンについて、子どもへの有効性を検証し、使用の認可を得るための治験を始めると発表しました。
オックスフォード大学は今月から6歳から17歳までを対象に製薬大手「アストラゼネカ」と共同開発したワクチンの有効性を確かめる治験を始めます。
240人に対して投与するということです。オックスフォード大学によりますと、15歳以下を対象にした治験は世界で初めてで、この世代に対してのワクチンの使用の認可はまだ下りていません。
研究チームは「新型コロナの感染拡大は子どもたちの教育などにも深刻な影響を与えているため、これらの世代へのワクチンの安全性や免疫反応のデータを集めることは重要だ」とその意義を強調しています。
（C） CABLE NEWS NETWORK 2021
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