在日ミャンマー人が無言の行進 母国の軍政に抗議[2021/02/14 19:33]

 クーデターへの抗議デモが続くミャンマーで、国軍側がプライバシー保護に関する法律を一部停止し、当局による令状なしの逮捕や拘束が可能となりました。

 ミャンマー国軍トップのミン・アウン・フライン総司令官は13日、国民のプライバシー保護などに関する法律の一部条項を停止すると発表しました。

 これにより、当局は裁判所の令状なしでの逮捕や、24時間を超える拘束などが可能となり、今後、デモに対するより厳しい取り締まりが行われる懸念が強まっています。

 日本に長く住む、ミン・スイさん:「ミャンマーの現状を知ってもらいたい。そして応援して頂きたい。ミャンマーの軍事政権を倒すために日本の国民の力が必要なので」

 デモには約5000人のミャンマー人が参加し、渋谷駅周辺から国連大学、表参道を行進して、アウン・サン・スー・チー氏の解放を求めました。

 新型コロナ対策で今回、シュプレヒコールなどは一切行わず、参加者はメッセージが書かれた紙を手に黙々と街を歩きました。

 併せてごみ拾いも行い、静かでクリーンなデモ行進ともなりました。

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