ワクチン“抜け駆け”接種 ペルー外相が謝罪し辞任[2021/02/16 18:33]
抜け駆けで新型コロナウイルスのワクチンを接種した外相が辞任に追い込まれました。
CNNなどによりますと、南米ペルーのアステテ外相が14日、医療従事者よりも先にワクチンの接種を受けたことは間違いだったとして辞任しました。
臨床試験で余った中国の「シノファーム製」のワクチンを先月22日に接種したということです。
サガスティ大統領は優先者よりも先に接種を受けた政府高官らについても調査するとしています。
ペルーではビスカラ元大統領が在任中の去年10月に夫人とともにワクチンを接種したことが発覚し、問題になっていました。