バイデン氏 接種進み「来年2月ごろマスク不要に」[2021/02/17 19:37]

 アメリカのバイデン大統領は新型コロナウイルスのワクチン接種が進むことで来年の2月ごろにはマスクが不要になる程度に状況が改善されている可能性があると話しました。

 バイデン大統領は16日にCNNテレビ主催の対話集会に参加し、今年の7月の終わりまでに「全国民の接種に必要な6億回を超える分のワクチンを確保できる」と述べました。

 バイデン大統領:「ワクチン接種による、いわゆる集団免疫によって病気の拡大能力はかなり弱まる可能性が高い。断言できないが、来年の2月ごろにはマスクや対人距離を保つ必要が、かなりなくなっているかもしれない」

 一方、トランプ前大統領の支持者による議会襲撃事件に関連する質問に対してバイデン大統領は、アメリカ国内においてテロの最大の脅威は白人至上主義者だと指摘し、司法当局などが監視を続ける考えを示しました。

 また、「過去4年間、ニュースはトランプ一色だった。次の4年間はアメリカ国民を主役としたい」と語りました。

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