中東のバーレーンが新型コロナウイルスのワクチン接種を証明する、いわゆる「ワクチンパスポート制度」を開始しました。すでに複数の国で同様の制度を導入する準備が進められています。
バーレーンが17日に開始したワクチンパスポートは「BEAWARE」というアプリを使って表示されます。
国の保健機関とひも付けされていて、2回目の接種を受けてから2週間が経つと緑色の盾が表示され、ワクチン接種を終えたことが公的に証明されます。
当局はQRコードを読み取ることで接種の履歴を確認することができ、入国時に隔離措置などが免除される見込みです。
バーレーンは人口約150万人の国で、去年11月からワクチン接種が始まりました。
住民はファイザーなど4つのワクチンのなかから無料で選ぶことができ、すでに25万人が接種を受けています。
このほか、デンマークやスウェーデンでもワクチン接種を証明するパスポートの導入が進められています。
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