火星にNASA探査車が着陸 生命の痕跡を調査へ[2021/02/19 08:06]

 NASA(アメリカ航空宇宙局)の火星探査車が火星の表面に着陸しました。生命が存在していたのか調査を始めます。

 NASAは日本時間の19日午前6時前、火星探査車「パーサビアランス」が火星の表面に無事に着陸したと発表しました。

 去年7月末にフロリダ州の空軍基地から打ち上げられて以降、約6カ月半にわたって火星への旅を続けてきました。

 生命の痕跡を調べることが最大のミッションで、35億年前に湖だったとみられるクレーターで岩石などのサンプルを採取する予定です。

 また、気候のデータを集めるなどして将来、人間が火星に行くことができるか調査するということです。

 この最新の探査車には23台のカメラと風の音など集める2つのマイクが備え付けられているほか、ヘリコプターも搭載されているということです。

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