デモで銃撃受け重体だった女性が死亡 ミャンマー[2021/02/19 18:32]

 ミャンマーでクーデターに抗議するデモの参加中に頭に銃撃を受けて重体だった女性(20)が死亡しました。参加者の死亡が確認されたのは初めてです。

 9日に首都ネピドーで行われていたデモに参加し、頭に銃撃を受けて重体だった女性の死亡が19日に確認されました。

 大規模な抗議デモが始まってから参加者の死亡が確認されたのは初めてです。

 女性は警官隊によって銃撃されたとみられていて、今後、国民の反発がさらに強まることが懸念されます。

 こうしたなか、日本時間19日午後、クーデター発生後、初めてとなる日本への直行便がヤンゴンの国際空港を出発しました。

 ミャンマーに対して外務省から退避勧告は出ていませんが、75人の乗客が搭乗し、そのほとんどが帰国命令などが出された日本人駐在員やその家族だということです。

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