G7首脳会議を前に中国が牽制…国際社会との軋轢の中[2021/02/19 20:37]

 菅総理大臣やアメリカのバイデン大統領らが参加するG7(主要7カ国首脳会議)の開催を前に、中国政府は「特定の国をターゲットにすることに反対する」と牽制(けんせい)しました。

 日本やアメリカ、イギリス、フランス、ドイツなど7カ国の首脳らは19日夜、オンラインで会議を開きます。

 新型コロナウイルスへの対応などに加えて影響力を増す一方で、国際社会との軋轢(あつれき)が強まる中国の問題もテーマとなります。

 この首脳会議を前に中国外務省は19日、会見で「特定の国をターゲットにする同盟の構築に対し、我々は一貫して反対している」と牽制しました。

 また、「中国は各国との意思疎通を保ち世界経済の回復のために貢献していきたい」としています。

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