オーストラリアでワクチン接種開始 モリソン首相も[2021/02/22 02:08]
オーストラリアで21日、新型コロナウイルスのワクチン接種が始まり、モリソン首相らが接種を受ける様子が報道陣に公開されました。
オーストラリアでは、22日から医療従事者らを優先した全国的なワクチン接種が始まります。
本格的な接種開始を前に21日、モリソン首相らがワクチンの接種を受けました。
オーストラリアではアメリカの製薬大手「ファイザー」などが開発したワクチンが使用されるほか、イギリスの製薬会社大手「アストラゼネカ」などが開発したワクチンも今後、導入される予定です。
モリソン首相はワクチンについて「安全で重要だ」とコメントし、本格化するワクチン接種プログラムへの参加を呼び掛けました。
政府は今年10月までにすべての国民にワクチンを無料で提供する計画です。
ワクチンの接種は義務化されていませんが、一部ではワクチン接種に反対する声も上がっていて、20日にはオーストラリア各地で反対デモが開かれました。
地元メディアによりますと、数千人が参加したということです。