米旅客機エンジン燃え…「あちこちに破片」緊迫音声[2021/02/22 19:21]

 アメリカで離陸直後の旅客機の部品が住宅街に落下した事故で、事故当時の緊迫した音声が公開されました。

 20日、アメリカの住宅街に航空機のエンジンの不具合で巨大な部品が落ちた事故。新たに落下当時の緊急通報を録音した音声が公開されました。

 司令部:「巡回中のすべてのユニットへ。17番街とシーダー通り地区で大きな爆発音が聞こえたとのこと」

 発生直後でしょうか、巡回中の仲間へ状況を伝えます。この後、事故を目撃した緊急通報が相次ぎます。

 オペレーター:「緊急事態発生の場所は?」

 通報者:「自宅から外に出たらジェット機が頭上を通過していった」

 オペレーター:「911です。航空機事故の通報ですか?」

 通報者:「そうだ。あちこちに破片が落ちている」

 オペレーター:「航空機事故の通報ですか?」

 通報者:「はい。破片の一つが私の目の前に落ちてきた。本当に私の頭を直撃するところだった」

 この事故が目撃された住宅街では機体の破片が落ち、なかには巨大な部品が玄関先に落下した家もありました。

 今回、乗客乗員や住民のけがはありませんでした。

 原因は調査中だといいますが、アメリカ連邦航空局によりますと、このエンジン特有の部品の点検頻度を上げる必要がある判断をしたとしています。

 この事故を受け、国土交通省ではアメリカで落下した航空機と同じ系列のエンジンを載せている国内の32機の運航を停止するよう指示をしました。

 同系列のエンジンを載せた航空機については、去年12月には那覇空港を出発後、日本航空の機体のエンジンが不具合で引き返していたこともありました。

 航空機の落下物は日本でも度々、確認されています。

 3年前には熊本県益城町の住宅街で5センチ程度の金属とみられる落下物が見つかり、病院の窓ガラスにひびが入りました。

 2019年度に報告された航空機の部品欠落は大小合わせて928個あったということです。

(C) CABLE NEWS NETWORK 2021

こんな記事も読まれています