コンゴ民主共和国で国連車列襲撃 イタリア大使死亡[2021/02/23 02:13]
コンゴ民主共和国で国連のスタッフを乗せた車列が襲撃され、同行していたイタリア大使ら3人が射殺されました。誘拐を狙っての犯行とみられます。
地元の報道によりますと、22日、コンゴ民主共和国東部の町、ゴマ郊外を走っていた国連の車列が襲撃され、イタリアのアッタナシオ大使、イタリア人警察官と運転手の3人が死亡しました。
襲撃犯が大使を林の中へ連れ去ろうとしたところ、警備隊員からの発砲があったため、その場で射殺したということです。
国連世界食糧計画によりますと、一行は近くの町の学校給食事業を訪問する途中でした。
今のところ誰が襲撃したのかは不明で、犯行声明も確認されていないということです。
周辺では、これまで武装グループによる襲撃が相次いでいて、2018年にも同じ地域でイギリス人2人が誘拐されていました。