26日の接種開始前にワクチン出荷始まる 韓国[2021/02/24 12:38]
韓国では26日の接種開始を前に、国内で受託・製造されたアストラゼネカ社製の新型コロナウイルスワクチンの出荷が始まりました。
出荷が始まったのはイギリスのアストラゼネカ社が開発し、韓国のSKバイオサイエンスが国内製造したワクチンです。
26日の接種開始を前に、南東部の慶尚(キョンサン)北道安東(アンドン)市の工場から物流センターへ移され、その後、各地の保健所などに運ばれます。
丁世均(チョン・セギュン)首相は会見で、「26日から始まる歴史的な接種は日常への第一歩だ」と述べました。
そのうえで、主要国に比べてワクチン確保や接種が遅くなり、一部で批判が出ていることを念頭に「安心の接種に向け、政府はワクチン導入から副反応の管理まですべてに万全を期した」と改めて強調しました。