クーデター後初 ミャンマー国軍任命の外相がタイへ[2021/02/24 18:48]

 クーデター後にミャンマー国軍側が任命したミャンマーの外相がタイを訪問しています。クーデター後の高官の外国訪問は初めてです。

 タイのメディアなどによりますと、国軍側が外相に任命したワナ・マウン・ルウィン氏は24日、タイの首都バンコクに到着しました。

 タイのプラユット首相や、ドーン外相と会談するとみられています。

 ミャンマーの外相はアウン・サン・スー・チー氏が務めていましたが、クーデター後、国軍側は新たにワナ・マウン・ルウィン氏を任命しています。

 クーデター後、高官の外国訪問は初めてです。

 ASEAN(東南アジア諸国連合)は、クーデターを受けて特別外相会合の開催に向けた調整をしていて、ミャンマー国軍側は加盟国との接触を通してクーデターの正当性を主張し、理解を求める狙いがあるとみられます。

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