国際

2021年2月24日 21:30

マレーシアで接種開始 ワクチンパスポートも検討

2021年2月24日 21:30

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 マレーシアで24日に新型コロナウイルスのワクチン接種が始まり、早速、ムヒディン首相らが接種を受けました。

 地元メディアによりますと、マレーシアでは21日にアメリカ製薬大手「ファイザー」製のワクチンが到着し、24日にムヒディン首相が第1号として接種を受けました。

 ムヒディン首相は接種後に「心配することはない」と話し、安全で効果的だとアピールしました。

 マレーシアではファイザー製のほか、イギリス製薬大手「アストラゼネカ」などが開発したワクチンや中国製、ロシア製のワクチンなども導入される予定です。

 政府は今後、医療従事者に加えて学校の対面授業を再開するために教員などを優先して接種を進め、来年3月までに国民の8割にあたる約2700万人への接種を完了させる方針です。

 また、ワクチン接種を終えたことを証明する「ワクチンパスポート」の発行についても検討していくとしています。

 マレーシアで新型コロナに感染した人は23日までに28万8229人となっていて、死者は1076人に上っています。

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