女王陛下、自身も受けたワクチン接種を呼びかけ[2021/02/26 15:32]

 イギリスのエリザベス女王は新型コロナワクチンの接種に携わる人たちと交流し、自身の経験を踏まえて接種を積極的に受けるよう呼び掛けました。

 エリザベス女王:「一度ワクチンを打てば守られるような感じがしますが、これがとても大事だと思います。私の知る限りでは害はありません。全く痛くなかったです」

 エリザベス女王は25日、イギリスでワクチン接種に携わる人たちとオンラインで交流しました。

 そのなかで、接種したくないと考える人たちに理解を示したうえで「他の人たちのことも考えなければならない」とワクチン接種を受けるよう促しました。

 94歳のエリザベス女王は先月、夫のフィリップ殿下とともにワクチンの接種を受けました。

 イギリスではこれまでに人口の3割近い1800万人以上に対して接種が進む一方で、黒人など人種的なマイノリティーを中心にワクチン接種をためらっている人も少なくありません。

 女王が自身の体調などについて語るのは異例で、こうした事情も背景にあるとみられます。

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