米軍のシリア空爆を中国が批判「主権を尊重すべき」[2021/02/26 20:42]

 アメリカがシリア国内にある武装勢力の拠点を空爆したことについて、中国政府は「シリアの主権を尊重すべきだ」と批判しました。

 中国外務省は26日の会見で、シリア国内にあるイランが支援する武装勢力の拠点をアメリカが空爆したことについて「シリアの主権と領土を尊重すべきだ」と批判しました。

 そのうえで「シリア情勢を複雑にする新たな要素を加えるべきではない」としました。

 中国の中東外交を巡っては、去年「ニューヨーク・タイムズ」がアメリカの制裁を受けるイランと中国が貿易・軍事協定についての協議を進めていたと報じています。

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