中国軍がシンガポール軍と合同演習 南シナ海付近で[2021/02/27 01:20]

 中国メディアは中国海軍がシンガポール海軍と合同演習を行ったと発表しました。南シナ海の領有権を巡り、アメリカなどを牽制(けんせい)する狙いもあります。

 中国海軍の駆逐艦や護衛艦はシンガポール海軍の艦船と海上で合流し、通信や救助活動を行ったということです。

 合同演習に参加した中国海軍の指揮官は「両国の海軍の交流を深め、信頼を強めて協力を促進するものだ」と強調しました。

 演習が行われたのは「シンガポール北東の海域」とされていて、南シナ海か隣接するエリアとみられます。

 中国の海洋進出に批判を強めるアメリカなどを牽制する意味合いもあります。

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