ロシア外交官が平壌からトロッコで帰国 コロナ影響[2021/02/27 10:22]

 北朝鮮に駐在していたロシアの外交官の一家が、荷物を積み込んだトロッコを手で押してロシアに戻る様子が公開されました。

 スーツケースを満載したトロッコを線路の上で押しているのはロシアの外交官の一家です。

 ロシア外務省は25日、外交官と3歳の子どもを含む家族の合わせて8人が、北朝鮮から陸路でロシアに戻る様子を公開しました。

 現在、新型コロナウイルスの感染防止策として北朝鮮と外国を結ぶ交通機関が運行していないため、一家は平壌から列車に32時間揺られ、その後、バスに2時間乗って国境付近まで移動しました。

 最後はトロッコを押しながら1キロを超える道のりを歩いてようやくロシアにたどり着いたということです。

こちらも読まれています