ファイザー製ワクチン「−15℃でも保管可」 米FDA[2021/02/27 12:03]

 アメリカのFDA(食品医薬品局)は超低温での保管が必要なファイザー製の新型コロナウイルスのワクチンについて、一般的な医薬品冷凍庫でも保管が可能だとして条件を緩和しました。

 ファイザーが開発したワクチンはこれまで、マイナス80度からマイナス60度で最大6カ月間保管できるとされ、超低温の冷凍庫が使用されてきました。

 輸送や管理の難しさが課題でしたが、FDAは25日、ファイザーが提出した新たなデータに基づき、マイナス25度からマイナス15度でも2週間は保管できるとして取り扱いの規則を改定しました。

 今後、ファイザー製ワクチンのさらなる普及につながるとみられています。

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