タイでワクチン接種始まる 医療従事者ら約200人[2021/03/01 21:10]

 タイで新型コロナウイルスのワクチン接種が始まり、医療従事者ら約200人が接種を受けました。

 接種した女性:「これで安心して仕事ができるのでうれしい。100%の予防にならなくても、重症化は防げると思う」

 バンコクの病院で接種を受けたのは、医師や看護師など約200人です。

 国民の関心も非常に高く、プラユット首相も視察に訪れました。

 タイでは現在、中国製のワクチンのみが承認されていて、今回はシノバック社製のワクチンが投与されました。

 当初は、イギリスのアストラゼネカ社製のワクチンを予定していましたが、輸出規制などで入手が遅れたため、計画が変更されました。

 60歳以上は中国製ワクチンの接種対象とならないため、タイ政府は今後、アストラゼネカ製ワクチンを承認後に、高齢者などへの接種を進めていく考えです。

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