中国 山火事防止に人工降雨技術 ロケット砲も活用[2021/03/01 21:27]

 相次ぐ山火事を防ぐため、人工で雨を降らせる技術を活用します。

 中国内陸部の山西省では先月、乾燥に伴う山火事が相次ぎました。

 中国メディアによりますと、地元の気象当局は山火事のリスクを下げるため、先週から人工的に雨を降らせる作業を始めたと発表しました。

 雨の素には、化学物質の「ヨウ化銀」を使い、飛行機のほか、ロケット砲や飛行機を撃ち落とすための対空砲で散布したということです。

 当局は、初日だけでも省内52の地域で雨や雪が確認されたと発表しています。

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