“ワクチンパスポート”中国・全人代で検討へ[2021/03/03 19:45]

 中国でも海外との往来の規制緩和につながる「ワクチンパスポート」の導入が検討されることになりそうです。

 中国共産党系の「環球時報」によりますと、5日に始まる中国の国会にあたる全人代(全国人民代表大会)でワクチンパスポートの発行が議論される見通しです。

 全人代の複数の出席者が会議で提案することを検討しているということです。

 中国では現在、すべての海外からの入国者に対し、専用施設での14日間の隔離措置が義務付けられています。

 ワクチンパスポートが実現すれば、このパスポートとPCR検査の陰性証明を提出することにより、隔離が不要になるということです。

 関係者は海外旅行や国際的なビジネスを活発化することができるとしています。

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