金総書記自ら各地域幹部へ訓示 北朝鮮メディア[2021/03/04 12:59]
北朝鮮メディアは各地域の党の責任者向けの会議に金正恩総書記が出席し、「各責任者が国家のとりでだ」と訓示したと報じました。引き締めを図ったとみられます。
4日付の朝鮮労働党の機関紙は、3日に平壌で開かれた市郡党責任書記講習会の様子を伝えています。
開会の辞で金総書記は「市や郡の党責任者は党と国家の重要な戦略的とりでだ」と訴えたということです。
そのうえで「どうすれば党と国家を守る鋼鉄の城塞や強固な礎石になれるか研究すべきだ」と強調しました。
会議の開催は初めてで、朝鮮労働党の各地域の党責任者を教育し、中央の指示を徹底するためのものです。
1月の党大会で示した新経済発展5カ年計画の実行のため、金総書記自ら訓示して引き締めを図ったとみられます。