WHO 「武漢調査の報告書」15日の週に公表へ[2021/03/06 10:24]

 WHO(世界保健機関)は、中国・武漢で行われた新型コロナウイルスの起源についての調査報告書を15日の週に公表すると明らかにしました。

 武漢で調査を行ったベンエンバレク氏は5日のWHOの会見で、新型コロナウイルスの起源についての調査報告書を15日の週に公表する予定だと発表しました。

 当初、武漢での調査を終えた翌週の先月中旬に概要版の公表を予定していましたが、結局、完全版とともに同時に公表されることになりました。

 公表の遅れについて、WHOは2つに分けるより完全版1つをもとにした方が適切な議論ができるとの見方を示しました。

 また、一部のアメリカメディアが米中の緊張が高まっていることを受けて中間報告書の公表が見送られる方向と報じましたが、WHOは「元々、中間報告書を出す予定はなかった」と否定しました。

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