震災10年 台湾の蔡英文総統が追悼メッセージ[2021/03/11 20:05]

 東日本大震災から10年となる11日、台湾の蔡英文総統はツイッターを更新し、追悼の声明を発表しました。

 台湾の蔡英文総統は自身のツイッターで「十年が経ちましたが、その間台日一緒にさまざまな困難を乗り越え、その絆はますます強まっていると思います。犠牲者のご冥福を心より祈るとともに、コロナ禍が早く収束し、東京オリンピックも順調に挙行され、台湾と日本を自由に行き来できる世の中が早く訪れることを願っています」との声明を発表しました。

 台北市では11日、日本台湾交流協会が追悼会を開き、台北事務所の泉裕泰代表が「台湾の方々は震災の日から今日にいたるまで日本を支え励ましてくれている」と感謝の言葉を述べました。

 また、台北市では東北の写真や日本の漫画家による色紙などを展示し、台湾に感謝を伝えるイベントも開催されています。

 台湾は震災の際、義援金200億円以上を送っています。

こちらも読まれています