NY州知事に6人目のセクハラ疑惑 市長が辞任を要求[2021/03/12 15:19]

 アメリカ・ニューヨーク州のクオモ知事に6人目のセクハラ疑惑が浮上し、市長が「知事の部下への性的暴行は全く受け入れられない」と辞任を求めました。

 ニューヨーク市のデブラシオ市長:「知事が部下をプライベートな場所に呼び出し、性的な暴行を加えたことは全く受け入れられない」

 ニューヨーク市のデブラシオ市長は11日、セクハラの告発が相次いでいるクオモ州知事に対し「非常に不快で、もはや知事の任務を果たすことはできない」と辞任を求めました。

 現地メディアによりますと、側近の女性が去年の末ごろ、クオモ知事から「携帯の調子が悪いから手伝ってほしい」と知事公邸に呼び出されました。

 その後、2人きりの部屋でドアを閉められ、ブラウスの下に手を入れられたということです。

 この女性への不適切な行為は一度だけではなく、ニューヨーク・タイムズは刑事事件になる可能性もあると報じています。

 一方、クオモ知事は「私は誰かに不適切に触れたことはない」と疑惑を否定しています。

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