新型コロナウイルスの感染が深刻だったアメリカの介護施設でワクチンの接種が進み、入居者らの感染が8割以上減ったことが明らかになりました。
アメリカ政府によりますと、新型コロナによる死者は53万人を超え、このうち介護施設の入居者は約13万人に上っています。
また、施設の従業員もこれまで55万人余りが感染し、入居者とともに優先的にワクチンの接種が進められてきました。
この結果、先月中旬ごろには介護施設での新規感染者が去年12月末に比べて8割以上減ったということです。
これまでの集団感染によって入居者らが免疫を持っている可能性も指摘されていますが、介護施設側は「ワクチンは感染者減少に強い影響を与えている」とコメントしています。
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