モデルナ社 米で12歳未満のワクチン治験始める[2021/03/17 11:45]

 新型コロナウイルスのワクチンを開発しているアメリカのモデルナ社が、12歳未満の子どもにワクチンを投与する治験を始めたことを明らかにしました。

 モデルナ社は16日に生後6カ月から12歳未満の子どもを対象にワクチンを投与したことを発表しました。

 アメリカで12歳未満への投与が明らかになるのは初めてです。

 今後、アメリカとカナダで約6750人を対象に治験を行い、大人に使用されているワクチンの量を変えて効果や安全性などを確認します。

 モデルナ社ではすでに12歳から17歳を対象とした治験が始まっているほか、ファイザー社も12歳から15歳を対象とした治験を行っています。

 感染リスクが比較的低いとされた子どもの学校などでの感染の拡大を防ぐため、アメリカで治験が進められています。

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