マスク着用是非でアジア系住民にヘイトクライム[2021/03/17 13:50]

 経済活動を再開し、マスクの着用義務をなくしたアメリカ・テキサス州でマスク着用の是非が発端となってアジア系住民に対する人種差別が発生しています。

 テキサス州サンアントニオでレストランを営むアジア系アメリカ人のマイク・グエンさん(33)はテレビの取材に応え、マスク着用義務をなくした州知事令に反対したところ、14日に店舗にいたずら書きをされるなどの被害に遭いました。

 ラーメン・ヌードル・フルー(風邪)、中国へ帰れ、死ねなどの表現が書かれていました。

 サンアントニオ市長:「これはアジア人コミュニティー及びコミュニティー全体に対するヘイトクライムです。我々はあなたと一緒に立ち上がります」

 地域のボランティアが集まってきて半日で店を再開することができ、今は多くの客が来たり、ハート型のメッセージを残すようになっているということです。

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