国際

2021年3月18日 06:16

米高官が韓国訪問 北朝鮮問題で「同盟国とも協力」

2021年3月18日 06:16

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 アメリカのブリンケン国務長官とオースティン国防長官は日本に続き韓国を訪れ、北朝鮮問題を巡って日米韓の連携の重要性を確認しました。

 韓国の鄭義溶(チョン・ウィヨン)外相は17日の会談で「朝鮮半島平和プロセスの進展に期待する」と述べ、ブリンケン長官は「北朝鮮の非核化に向け、韓国及び日本などの同盟国とも協力していく」と応じました。

 一方、オースティン長官が「中国、北朝鮮は前例のない脅威だ」と指摘したのに対し、徐旭(ソ・ウク)国防相は「北朝鮮への抑止力と防衛体制維持が重要だ」と中国への名指しは避けました。

 韓国側はいずれの会談でも冒頭発言で中国に言及せず、韓国と日米の温度差が浮き彫りになっています。

 18日は米韓の外務・防衛閣僚会合が開かれ、ブリンケン長官とオースティン長官は午後、文在寅(ムン・ジェイン)大統領と面会します。

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