パリなど3度目ロックダウン 感染7割が変異ウイルス[2021/03/19 06:18]

 新型コロナの変異ウイルスが広がり、第3波に苦しむフランスはパリなどで3度目のロックダウンを実施することを決めました。

 フランスのカステックス首相は18日、パリを含む首都圏など16の県が20日から少なくとも4週間のロックダウンとなることを発表しました。

 移動できるのは自宅から10キロまでで、理由を示す証明書が必要となり、県をまたぐことは原則として禁止されます。

 また、生活必需品以外の店は閉鎖されます。

 フランスでは一日あたりの新規感染者が3万人を超えているほか、パリで集中治療室の占有率が105%となるなど感染の第3波を迎えています。

 背景には感染者の73%を占めるまでに拡大しているイギリス型の変異ウイルスがあり、フランス政府はさらなる規制も辞さないとしています。

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