米 人権問題など中国を批判 外交トップ会談始まる[2021/03/19 12:37]

 アメリカのバイデン政権と中国の外交トップによる初めての対面での会談が始まり、アメリカは人権問題などを挙げて中国を激しく批判しました。

 ブリンケン国務長官:「新疆ウイグル自治区、香港、台湾、米国へのサイバー攻撃や同盟国への経済的な強要について深刻な懸念を議論する。国際的な安定を支える秩序を脅かす行為だ」

 アメリカのブリンケン国務長官は、中国によるウイグル族などへの弾圧を「単なる中国国内の問題ではない」と非難しました。

 一方、中国の楊潔チ政治局委員は「アメリカは独自の民主主義を他の国で推し進めるのをやめるべきだ」と批判しました。

 これを受けてブリンケン氏は日本や韓国との会談にも触れ、「あなたの発言は他の国から聞いたこととは大きく異なる」と反論しました。

こちらも読まれています