シリア　政府軍が反体制派の病院砲撃　20人以上死傷

　シリアで反体制派の病院が政府軍の砲撃を受け、少なくとも21人の民間人が死傷しました。

　ロイター通信が病院関係者の話として伝えた内容によりますと、21日、反体制派が支配するシリア北西部のアタリブ市にある病院に数発の砲弾が命中しました。

　女性と子どもを含む7人が死亡し、14人の医療関係者が負傷したということです。

　トルコと国境を接するこの地域は、1年前にアサド政権を支援するロシアと反体制派を支援するトルコが停戦で合意してから大規模な戦闘は沈静化していました。

　ただ、現在でも政府軍やロシアによる前線基地への攻撃が散発的に続いているということです。