ワクチン 先進国と途上国“普及の格差”WHOが懸念[2021/03/23 14:48]

 WHO(世界保健機関)のテドロス事務局長は新型コロナウイルスのワクチンを巡り、先進国と途上国との普及の格差に強い懸念を示しました。

 テドロス氏は22日、先進国でワクチン接種が進む一方、特に発展途上国でWHOが主導するワクチンの分配を目指す「COVAX」を介する接種が進まない現状について「日を追うごとに状況はひどくなっている」と述べ、危機感を訴えました。

 テドロス氏はさらに、「貧しい国は裕福な国が本気で『連帯』を目指しているのか、疑問に思っている」と支援に消極的な先進国を批判しました。

▲このニュースはテレビ朝日が開発した「AIxCGアナウンサー 花里ゆいな」がお届けしています。

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