ロシア 自国産ワクチンをCOVAXに提供へ[2021/03/24 00:44]

 ロシアは自国産の新型コロナウイルスのワクチンについて、各国への公平な分配を目指す国際的な枠組み「COVAX」へ提供する方針を示しました。

 ロシア直接投資基金は23日、開発を手掛けた新型コロナワクチン「スプートニクV」について、COVAXへの提供を申請したと発表しました。

 COVAXはWHO(世界保健機関)が主導して、先進国が共同購入したワクチンを発展途上国などに無償で提供する枠組みで、現在約190カ国が参加しています。

 ロシアは自国産ワクチンの提供を巡っては途上国との個別の交渉を重視していて、これまでCOVAXへの参加には慎重な姿勢を示していました。

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