映像公開なく疑念も…プーチン氏が自国ワクチン接種[2021/03/24 13:09]

 ロシア大統領府はプーチン大統領がロシアで生産された新型コロナウイルスのワクチンを接種したと発表しました。ただ、接種の際の映像は公開されていません。

 タス通信によりますと、ロシア大統領府の報道官は23日、プーチン大統領がロシア製の新型コロナワクチンを接種したと発表したうえで、体調に問題はなく、24日も執務にあたるとしました。

 プーチン大統領はロシア製ワクチンを世界にアピールする一方で、高齢などを理由にこれまで自身の接種は見送っていました。

 政府としてはプーチン大統領の接種で国民の接種を促したい考えですが、映像を公開しなかったことで疑念を生む可能性もあります。

 ロシアでは世論調査で国民の6割以上が自国製のワクチンを打ちたくないと答えるなど、不信感が根強く残っています。

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