中国の台湾への“武力行使”に警鐘 米海軍幹部[2021/03/24 10:49]

 アメリカ海軍幹部は議会での公聴会で、中国による台湾への武力行使の可能性について「我々が考えるよりもその時期が迫っている」と述べました。

 次のインド太平洋軍司令官に指名されているアクイリノ海軍大将は上院軍事委員会で証言し、「中国共産党は台湾統一を最優先課題にしている」と指摘しました。

 また、台湾での有事の際には世界の貿易量の3分の2が影響を受けるとしました。

 そのうえで、中国による台湾への武力行使の可能性について「我々の大半が考えているよりも迫っている」と警鐘を鳴らしました。

 台湾への武力行使が軍事的に最適となるタイミングを問われると「海の状態などから春だ」と指摘しました。

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