金正恩総書記「悲願の事業」 住宅着工式で演説[2021/03/24 12:08]

 韓国政府がミサイル発射を明らかにするなか、北朝鮮メディアは金正恩総書記が平壌での住宅の着工式に出席した様子を報じました。

 24日付の朝鮮労働党の機関紙は23日の着工式の様子を伝えています。

 金総書記は演説で「平壌市での住宅建設は市民に文化的生活を提供する悲願の事業だ」と述べ、党創建80年の2025年まで毎年1万戸を建設すると宣言したということです。

 また、新型コロナ対策にも言及し、「現場には国家非常防疫に即した設備を整え、不便なく働けるよう最善を尽くすべきだ」と強調しました。

 アメリカを意識する談話が続くなか、内政では党大会で示した経済重視の路線が鮮明になっています。

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