北朝鮮西部・温泉から西へ2発 短距離ミサイル発射[2021/03/24 12:36]

 北朝鮮が3日前に短距離ミサイルを発射していたことが分かりました。米韓合同軍事演習などへの反発とみられます。

 韓国・国防省関係者は北朝鮮が21日朝に西部の平安(ピョンアン)南道・温泉(オンチョン)から西の海上へ向けて短距離ミサイル2発を発射していたと明らかにしました。

 巡航ミサイルとみられ、韓国軍がリアルタイムで動きを捉えていたとしています。

 今回の発射は18日まで実施されていた合同軍事演習と、アメリカのブリンケン国務長官の日本と韓国訪問への反発とみられます。

 ミサイル発射を受け、アメリカのバイデン大統領は「北朝鮮はたいして変わっていないことが分かった」と話しました。

 また、「通常の軍事的活動の一つだと見ている」と述べ、特に問題視しない姿勢を示しています。

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